2009年9月19日土曜日

大会宣言 2009年8月22日「拉致問題を考える川口市民の集い」にて

 8月22日に開催された「第3回 拉致問題を考える川口市民の集い」(JR川口駅前キュポ・ラ4階フレンディアにて)に於いて、藤田進さんの同級生である小嶋通昭氏によってなされた大会宣言です。映像は映像教育研究会のご好意により、お借りいただいたものです。
 
ビデオ
 注: 以下のビデオはHD(高精細)版です。動きがぎこちないなど正しく再生されない場合は、通常版をご覧ください)

 
 
宣言文

大会宣言


 北朝鮮による拉致は殺人に等しい重罪です。いや、本人と家族の数十年もの苦悩を思えば、それ以上です。
 本来持っている人間の自由を奪い、人生を奪う拉致という行為は絶対に許されるものではありません。
 人権侵害の最たる行為です。国家を侵害する行為です。
 
 拉致された被害者にも、その帰りを待つ家族にも、時間はもう残されていません。残念ながら、すでに他界された家族もいます。病床に伏す家族もいます。
 被害者もその家族も、生きているうちに再会できなければ、何の意味もありません。
 北朝鮮は 残りすべての拉致を認め、謝罪し、被害者を直ちに返すべきです。いや、返しなさい。返せ!
 拉致された多くの皆さん 日本、および日本国民はあなた方を決して忘れてはいません。必ず 助けます。取り戻します。
 日本政府も政権がどう変わろうとも断固たる姿勢で北朝鮮外交を押し進め、一刻も早く、実際に拉致された被害者すべての人を、国の威信をかけて救出して下さい。
 人権を無視した国として北朝鮮の真実を全世界に知らせ、すべての被害者を救出し、抑圧された北の人民も救うよう、日本政府が先頭に立って発信し、行動するように求めます。
 
 国を守るのが国民ならば、国民を守るのが国家の本来の姿です。「必ず取り戻す!」という大半の日本国民の強い意志を背景に、日本政府が率先して決断し、実行して下さい。
 そうした日本政府の揺るぎ無い決意や行動に対して、私たちは全面的に支持し後押しするものです。
 そのために、私たちはすべての拉致された被害者が、
「うさぎおいし かの山 こぶなつりし かの川・・・」
ふるさと日本に帰れる、取り戻すまで、一致団結して怒りを込めて抗議し続ける事を、ここに宣言します。
 
平成21年8月22日 
藤田進の同級生 小嶋通昭

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